厚労省がマスク着用と熱中症との関係を認め、熱中症対策として屋外でのマスク着用に警鐘を鳴らしていました

昨年2021年に、すでに厚生労働省は「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントとして、四つの指針をホームページに掲載していました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html

(1) マスクの着用について
(2) エアコンの使用について
(3) 涼しい場所への移動について
(4) 日頃の健康管理について


コロナ禍の中での熱中症対策として特別なのが、(1)マスクの着用について なので、その全文を下に掲載します。

『 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。
ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。』


というものです。


厚労省は。夏の屋外でのマスク着用は熱中症のリスクを高める恐れがあると認め、密でなければ屋外ではマスクを外すようにしましょう、と踏み込んだ指針を出していました。
熱中症は毎夏平均すると1000人以上の方が無くなっている、コロナと同じく危険な存在です。
これは夏本番の今こそ、熱中症対策として全日本国民に周知徹底しないといけない情報です。今日も炎天下の街中では、ワクチン接種済み、ワクチン接種前に関係なく、殆どの人がマスクを今でもフルマスクで歩行しています。
国民の健康安全を守るために、厚労省のホームページにある 『 屋外で ( 中略 )マスクをはずすようにしましょう。』をもっと声高に伝えるべきではないのでしょうか?



このままでは、この夏もほとんどの国民が、炎天下でフルマスクを続け、熱中症を招きます。ワクチン接種後の高齢者ならなおさらフルマスクは避けるべきです。
でも、他の人の目が気になって、マスクを外せない。そういう方のために、グリーンマスクを作りました。